最近物騒なニュースが相次いで報道されていますが、このニュースも聞き捨てならないものです。
フランスの権威ある生物学・医学研究所である、パストゥール研究所が、極めて致死率の高いSARSコロナウィルスのサンプル試験管を大量に紛失したと発表しました。
研究所が在庫確認したところ、2349本のサンプル試験管がなくなっていることが判明しました。研究所では、紛失したウィルスは、保存方法も難しく、拡散する能力はなく感染の恐れはないとしています。
とはいえ、このウイルスは、2002年に774人の死者を出した恐ろしいSARS(重症急性呼吸器症候群)。
流行するとインフルエンザや普通の風邪と同じく拡散されていくとか…恐ろしい…!
最も警戒が厳重なはずの研究所から、どのようにウイルスがなくなったのかははっきりしていませんが、今年1月には紛失に気が付いていたそうです。
この1年半の間に研究所で働いていた職員、見習いを含めすべて調べましたが、まだ流出経路は不明だそうです。
持ち出した人はこんなたくさんの、ウイルス…持ってて何に使うのでしょうか…ま、まさか、テロとかに使われたり、バイオハザード的な展開にとか…(無い)